
三次元は長い間地球上で支配していた意識であり、私たちの社会では三次元の思考の下で作られたルールや世界が広がっています。
私たちは地球に生まれてきた時に、否応なしに三次元のゲームに参加させられています。
自分の立ち位置を知るためにも、三次元の理解を深めていきましょう。
三次元は物質主義社会
三次元は、目に見えるもの、物質的なものに価値を置く社会です。
三次元の代表とも言えるものにお金がありますが、この世界ではお金を持つことに価値があり、お金をより多く持っている状態は素晴らしいという認識になります。
そのためお金を稼ぐ事を良しとされ、お金を持つことが幸せのゴールであると人々は考えます。
名誉とされる大学に入り、人に誇れる会社に入り、大金を稼ぐ。まるでプログラムされているように、人々はこぞってこのような人生を歩もうとします。
その結果、お金がある人、ステータスがある人によって、人々が支配されるという権威が力を持つ世界になっているのです。
常に対立するものがある
三次元の世界は、あらゆるものに相反する二つのものが存在します。
男と女、陰と陽、ポジティブとネガティブ、豊かさと貧しさ、成功者と落伍者、成功と失敗。
このように一つの事象に対し常に二つの側面があり、それらは対立関係にあります。
男尊女卑の考えが社会に長く留まっていたのも、三次元的な思考が地球上で大半を占めていたからかもしれません。
男は優れていて女は劣っている。この構造自体がまさに三次元の世界を象徴しています。
また、世界にはまだまだ貧困問題で苦しむ国も存在します。貧困問題がなかなか無くならないのも、豊かさと貧しさという対立が続いているのが要因であると言えるでしょう。
自己と他者が分離されている
三次元の世界では自分と他人は常に区別されているので、自分とそれ以外の人は完全に別のものであると認識されています。
そのため他人は自分のライバルにもなり、競争相手にもなります。
それが世界的な規模になると、戦争を引き起こします。
自分さえよければいい、自分の国さえよければいい。
自己中心的で他者を顧みない姿勢が人々を苦しめ、争いへと発展していくのです。
まとめ
三次元は物質世界であり、常に相反する二つのものが存在しています。
地球は一つであるはずなのに、平和と戦争などあらゆるものが二極化されているのです。
そのため人々はいかに他人より優位に立てるかという競争を続けており、その背景には失敗することや失うことに対する恐れを抱えています。
三次元の世界は物質的なものを楽しめるという側面もありますが、100パーセントの幸せには遠い世界なのです。
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